コンサート後初の練習でした。
集まりにやや不安がありましたが,
T1:2,T2:1,B1:3,B2:4の合計10人とまずまず。
S井さんが現れたときにはなぜか驚きの声が上がりましたが,
CDのテスト盤をお持ちになった,ということで妙に納得。
次回に向けての選曲はまだまだこれからですが,とりあえず,ということで,
パレストリーナの「エレミアの哀歌集」からLectio 2を。
すこしまとまった作品をやってみよう,ということです。
また,その前に発声に続いて,ピアサルというイギリスの作曲家のパートソング,いわゆる「グリー」と目される「O who will o'er the downs so free」という曲をやりました。
非常にオーソドックスな4声体の曲ですが,こういう曲をぴしっと締まったハーモニーで,弛みのないフレージングで歌うことが,常にできるようになることが大切です。
和声進行や転調への動きなども,その音の機能を感じ取りながら全員が歌うこと,これは継続的な目標になりますね。
早いところテキストも覚えてしまいましょう。
後半はシベリウスの曲集から,
「フリドリンの愚かな行為」と「外は嵐が荒れ狂う」
前者はほぼ初めての曲ですが,6拍子のほのぼのとした感じの曲です。
意外とリズムが難しいですね。
後者は「シベリウス・フェスティバル」で歌った曲です。
しかし・・・
哀れ跡形もなく崩壊しておりました。
2ページ目など,減7和音の音がまったくとれていませんでしたね。
今回は,和音の構造をひもときながら,その響きをしっかりと確認しました。
シベリウスは再演,新たに取り上げる曲なども含め,1ステージになるものと考えています。
さて,今回はゲストさんがお一人いらっしゃいました。
女性です。
私の高校時代の合唱部の1期後輩です(ごめんなさい,歳がばれちゃった!)。
われわれのコンサートにも第1回から聴きにいらしてます(ご自分で探し当てて!)。
いろいろな合唱団で歌っていらした方ですので,練習にも一部T1として参加していただきました。
というわけで,もう一度「O who will o'er the downs so free」を歌い,
最後は「中央大学校歌」で景気づけをしました(なった?)。
しかし,ゲストがいると練習が締まる・・・
皆さん,どんどんお客様を練習にお連れしてくださいませ(笑)。
今回は私も所用のため,反省会欠席,と思いきや,かめさんもダメ,さとまんもダメ,ということで,おとなしく解散となりました(と思われます)。
By しきしゃ