いよいよ5月。連休後半の天候不順から一転して夏の陽気です。
残すところ4回の練習となりました。
私が新木場に着いたのが13時ごろ。とそこへ,S井さんが現れるではありませんか!
なんでも,午前中に別の合唱団の練習があったとかで,それを早退してこちらに駆けつけたとのこと。
素晴らしいではありませんか!
会場に着くと,久しぶりの50さんほか,いつになく出足好調。
結局T1:3,T2:2,B1:3,B2 :5 と,13人の練習でした。
次回がゲネプロとはいえ,予定通り,重点曲の絞り込んだ練習でした。
まず発声の延長として「Freie Kunst」をハーモニーとアーティキュレーション重視で確認しました。
1ステはNatus est nobis 最初の部分のポリフォニーの形を明確にすべく,フレーズの出だしの響きを重点的に練習。どうしても四分音符単位でマーチのようになりがちですから,レガートな歌い方と抜くべき音の発音に気を付けましょう。
3拍子に入るところは,もっとスムーズにいけるでしょうね。
2ステはAftonen ヴォカリーズの部分を完全なハミングに戻しました。
響きを少しでも落とすとアウトです。
息が上の方に流れていくイメージをもって,それに音を乗せるように歌いましょう。
短調の部分のバリトンさんがちょいと落ち気味,そして音色ががさつになりがちです。
艶やかで力みのとれた響きでハーモニーを丁寧につくりながら進みましょう。
3ステは「けんか」。最初の「へのかっぱ」の強烈なリズムに負けず,2回目はさらに強調して。
細かい強弱の指定の意味を咀嚼すれば,音楽の運びが見えてきます。
まだ手拍子がうまくいきません。しっかり暗譜して,手拍子を音楽の一部として感じましょう。
4ステは「梅雨の晴れ間」。
ベースの歌い出しが重くなりすぎです。2頁目の「まわせまわせ」までは弱音で緊張感を演出しましょう。
前回触れた2頁目中段からのリズムの変化をはっきりと。アクセントにしっかりと息をぶつけます。
テナー系は推進力のある拍に乗せて「楽しみ」を感じさせる歌にします。
3頁目中段からのトップの優雅な歌が生きるように,下3声は弱音で,しかしリズムをはっきりと。
最終ページは全パートのリズムがパーフェクトに揃わないといけません。
これも暗譜しないとですね。
残った時間で,「ふるさと」「Cantate Domino」などを少しやりました。
次回は,オリセンでゲネプロと,確認作業です。
とにかく,暗譜をこの1週間頑張ってみてください。
そうそう,その翌日はOB総会です。
何を歌うかは,次回練習時に決定します。
練習後は7名の大所帯で飯田橋「竹子」へ。
By しきしゃ